メンタル,目標

【夏休み】知床「野生動物に会うぞ!」の旅

函館から知床まで700kmの子連れ旅

2017年の夏休みは、子ども2人と一緒に知床まで旅してきました。
函館も知床も北海道ですが、端から端まで距離にして700km!
東京から兵庫まで行けちゃう距離ですよ。
map1

今回は、札幌まで特急列車にゆられて3時間、札幌から網走までは飛行機で1時間、
網走から知床までJRとバスを乗り継いで3時間ほど。
同じ北海道内にも関わらず、端から端まで、長ーーいを旅してきました。

今回の旅の目的は「野生動物に会うこと」。
なんせ、小学生男児2人を連れての旅ですから、
「知床五湖の雄大な自然に癒される」とか
「温泉に浸かってゆっくりまったり」とか、そんなことは100%ありません^^;

ガイド付きの早朝散策ツアーに参加したり、
ヒグマクルーズやクジラクルーズに乗ったりのガツガツした旅です。

知床で出会えた野生動物たち

ではさっそく、実際に見た野生動物の写真をお見せしますね。
(私の持っているカメラはQ10のズームなし&スマホのみ。
動物撮影としてはしょぼめなので、そこはご勘弁ください)

1日目 早朝「フレぺの滝」散策

現地のガイドさんに案内されながら、早朝5時半からフレぺの滝周辺を散策しました。
ガイドブックとかでもよく載っている場所です。
hurepe1

この滝の真下でオジロワシ発見!!
ここ2年ほど岸壁に巣を作っているカモメを狙ってオジロワシがきているそうで、
この時もオジロワシはずっと居座ってました。
wasi1

帰り道では鹿の親子にあちこちで遭遇。
8月の今の時期は子育て真っ最中で、かわいいバンビがあちこちに↓
sikasika

 

知床2日目AM ヒグマクルーズ

この日は午前のヒグマクルーズを予約。
ヒグマクルーズは海から知床半島にいるヒグマを見るというもので、遭遇率は95%以上。
クルーズ乗船者はみんな見れて当然!みたいな雰囲気の中、船に乗り込みました。
気温16度、霧と雨と風もあり、めちゃ寒いです。
siretoko-gojiraiwa-higuma

今か今かと待ち望んだヒグマですが、一向に現れず、、、
船頭さんも一生懸命探せど見えるのは鹿ばかり(写真の黄色丸で囲んだところ)。
この写真↓の赤丸で囲んだ岩の後ろに「クマが隠れてる」と言われたものの
クマが現れることはありませんでした。残念!
kumakuma

あきらめて戻る途中、なんと、トドの子どもに遭遇!
ヒグマよりも遭遇率が低く、かなりレアらしいです。
知床ヒグマクルーズ トド

 

知床2日目PM カムイワッカ湯の滝、知床5湖散策

トドがどれだけレアだったとしても、
「知床にきたからにはやっぱりヒグマ見たかったねー」と残念な気持ちを引きずりつつ、、、
お昼は道の駅「シリエトク」で海鮮丼を♪
今が旬のウニは最高に甘くてトロトロで北海道人の私でも感激のおいしさでした♪

知床道の駅「シリエトク」で海鮮丼をいただきました!今が旬のウニが甘くてトロケます!

知床道の駅「シリエトク」で海鮮丼をいただきました!今が旬のウニが甘くてトロケます!

 

午後からは、温泉が滝になっている「カムイワッカ湯の滝」へ。
流れてる滝の水は温泉なので温かいですが、傷口とかにしみてピリピリします。

滝が温泉なので温かい!沢登り感覚で上へ登ります。

滝が温泉なので温かい!沢登り感覚で上へ登ります。

行きはよいよい、帰りは・・・
子供たちはスイスイですが、大人は足がすくむ方もいました。
カムイワッカ湯の滝 下り

帰りのバスまで10分くらいしかなかったので、
濡れたサンダルのまま、湯の滝からバス停までひたすらダッシュ。
息が切れてきてふと顔をあげると、なんと前方にヒグマ発見!!
siretoko-higuma-bear

ヒグマに出会ったら
・走って逃げない
・騒がない
というのをガイドさんから聞いてたのですごい怖かったけど、
ソロリソロリ、3人で後ずさりしながらクマの視界から消えました。

知床で「ヒグマ見たい!」とは思ったけど、こんな間近で見ることになるとは・・・
「子どもの命がヤバイ!!」と本気で思ったのはこの時が初めてです(笑)

カムイワッカ湯の滝の次は、バスで知床五湖に移動。
「知床観光といえば知床五湖」というぐらい有名な五湖。
しかし、私たちが到着した10分前にヒグマ出没!ということで一湖以外ぜんぶ閉鎖・・・
高架木道で行ける一湖のみの散策となりました。
siretoko-goko

ここでは鹿をかなり間近で見ることができ、
動くたびにガサガサと笹の葉の音も聞こえてきましたよ。
siretokogo-koukadou-sika

 

知床3日目 羅臼クジラクルーズ&シマフクロウ観察

3日目は、ウトロから羅臼に移動しました。
途中、知床峠も通りましたが濃い霧でなにも見えず・・・
siretokotouge

羅臼ではマッコウクジラを見るためクジラクルーズに乗船。
最初に出迎えてくれたのはイシイルカの群れ。時速40-50kmとすごい早い!
かなり間近で泳いでくれました!

羅臼沖のクジラクルーズ。イシイルカが並走中です♪

羅臼沖のクジラクルーズ。イシイルカが並走中です♪

知床半島と国後島のちょうど真ん中ぐらいがマッコウクジラ出現するポイント、
ということで、しばし待機。
ロシア側のだいぶ遠くにマッコウクジラの潮吹きが見えたんですが、
それ以上近づくとロシア領になっちゃうそうで、遠目から見るだけになりました。
次きた時はもっと間近でみたいものです。
羅臼クジラクルーズーマッコウクジラ

羅臼での宿は、野生のシマフクロウが見れるという「鷲の宿」に宿泊。
この宿は、野生のシマフクロウが見れることで有名です。

晩御飯には高級魚のキンキ(メンメ)の煮付けが1人に1匹ずつ!脂トロっトロ!
子連れ家族にはホッケも大サービスでお腹いっぱい♪
rausu-hokke-kinnki

鷲の宿の部屋から。シマフクロウの餌場がすぐ目の前。

宿の部屋。シマフクロウの餌場がすぐ目の前。

宿の目の前にある川の一部をせきとめて
魚を放流しているので、シマフクロウは
その魚を食べに毎日やってきます。

観察専用の小屋もあり観察だけに来る人も多数。
超高そうな望遠カメラを携え、
夜通しシマフクロウを待つ人も何人もいます。

この日は夜8時ごろにメスが1羽やってきました。
撮影ポイントに一番近い部屋に泊まれたので、
これで、距離にして10mくらいのところです。
rausu-simahukurou-wasinoyado

子どもが寝た後も私一人で粘り、夜中1時ころにまた来てくれました!
鹿も部屋の目の前を行ったりきたりと夜の知床も楽しい。
動画から切り取ったので荒い画像ですが、左がシマフクロウ、右が鹿です。

左がシマフクロウ、右が鹿

左がシマフクロウ、右が鹿

今回は、知床のウトロでも羅臼でも、
いろんな野生動物に会うことができましたが、
やっぱり、動物園とか水族館で見るのとは全然 感動が違いますね!

そこで実際に生きている動物と、自分が同じ空間にいれることに、
なんかこう、グッとくるものがありますし、
自分も動物も一緒のところに生きてるんだな~って、当たり前のことに感動します。
知床、ほんと行ってよかった!次は流氷の時期に行ってみたいです。

おまけ 「いつか行きたい」→「今しかない!」

知床は学生の時に1回だけ、ちょこっと来たことがあり、結構お気に入りの場所でした。
なので、子どもたちといつか一緒に行けたらいいなと思ってたんです。

ただ、その「いつか」というのは、
なんとなく「子どもが大きくなってから」と思ってただけでまったく現実味がなく
旅行の下調べすらも、なんにもしてませんでした。

でも、夏休み直前になってから、よくよく考えると
「いつかって、実は「今」しかないかも?」と思うように。

 

今、長男が小学5年生、次男が3年生です。
2年後、長男が中学生になっても母親と旅してくれるかな?といえば微妙・・・。

そして、父の介護。今ちょうど、父の状態は落ち着いていて問題なし。
でも、来年や再来年の夏休みに父の状態が落ち着いてる、という保証なんてない。

ベタですが、、、「いついくの?」「今でしょ!」モードになり、
私の「いつか」は速攻で「今」となりました。
知床五湖 一湖

 

旅を終えてみて思ったのは、
「ほんと、今 行っておいてよかったー!!」です。

知床のガイドさんや宿のオーナーが言ってたんですが、
「知床にくるなら体力あるうちに来たほうが絶対いい!
お金も時間も余裕ができたから来た、っていう高齢の人が結構多いけど、
体力がなくて思うように楽しめてないし、実際しんどそう。」
とのこと。

実際、今回の旅程で、登山とかをしていないにも関わらず、
それでも、子どもや私も、体力的にはわりとハードでした。
寒かったり暑かったり、慣れない山道や沢登りをしたり、
海上では風が強く雨で体が冷えたり、船がジェットコースターみたいに揺れたり。

私も子どもも、今はこういうのにスリルを感じて楽しい!!って思えるんですが、
10年後とか20年後とかに先延ばししてたら、
たぶん、今回みたいなスケジュールは体力的に厳しそうかも。

子どもだって小学生の今だから私といてくれますが、
10年もたてばもう、子どもの人生を生きているでしょうから、
今回みたいに一緒に感動したりとかも、難しいかもしれません。

サロマ湖の夕日です

網走にて。サロマ湖に沈む夕日です

 

人生は1度きり。

だからこそ、自分の「行きたい!」「やりたい!」「感じたい!」には、
何歳になっても素直でいたいなと思います。
「あの時、行っておけばよかったな」という後悔をしないためにも、
今の自分の気持ちの「ほんとのところ」は、ごまかさないで生きたいです。
最後に、、、せどりの話でもない旅話にも関わらず、
長々とこんな下の方まで読んでくださって、本当にありがとうございました!

 

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