ゆるゆる審査なら受けておくべき？
前回の記事「【コロナ融資】他人の融資金を巻き上げるだと？」では
コロナ融資について、融資を巻き上げようする輩のリスクについて
お伝えしました。
今回の記事もまたコロナ融資の話題ですが、税務署がらみでお伝えします。
これもあくまでも予想での話ですので、
そういう可能性もあるかも、程度でお聞きください。
コロナ融資の条件は、平時の融資よりゆるいです。
大きな声ではいいにくいですが、売上金がいかようにも調整できるせどりなら、
ザルか？と思うような判定基準もあったりしますよね。
そうなると、別に今、切羽詰まってるわけじゃないけど、
「ザルなら融資受けておこうかな？無利子だし」
「簡単なら給付金もらっておこうかな？」
と考える方がいるかもしれません。
「泳がすだけ泳がせておく」は税務署の常套手段
ただ、私が思いつくような売上調整なんて、
税務署だって思いつくに決まってるわけです。
今はコロナの緊急対策でそれどころではないですが、
ちょっと落ち着いた時に目をつけられる可能性も無きにしもあらず。
（給付金や融資の出どころにもよるとは思いますが。）
あくまでも可能性の話でしかないですが、
「泳がせておく」というのは税務署の常套手段ですから、
いいように泳がせられてるかもしれない、
という危機感は持っておいたほうがいいと思います。
税務調査が入っても税理士さんがちゃんと対応してくれるなら
問題ないかもしれませんが、
自分で帳簿付けしていて、ちゃんとできてる感がなくて不安という方は、
切羽詰まってないのなら、無理して受けなくてもいいのではないでしょうか。
コロナで本当に困ってる人の「困り方」とは？
もしかしたら
「緊急でもないのに融資を受ける人がいると、本当に受けるべき人が受けられない」と言うと、
「はいはい、キレイ事ですねー！」って思う方がいるかもしれません。
でも、今この非常事態の中で困ってる人の「困ってる」は
シャレにならない「困り方」かもしれない、
というのは心にとどめておいていただきたいなと。
私の身近なところでいうと、子どもがお世話になっている馬牧場があるんですが、
そこの収入減は馬の売買の他に、乗馬トレッキングなどの観光、
兼業でやっていて冬場の除雪業などで牧場の運営をしています。
で、今どうなっているかというと
まず、今年の冬は、史上まれにみる暖冬のため除雪業は閑古鳥・・・
コロナの緊急事態宣言でGWの乗馬トレッキングも全休業
と、収入源を複数持っていても苦しい状況になっています。
それを「自己責任」で片付けるのはあまりにも酷だと思うんですよね。
政府や函館市としても「自己責任」じゃないからこそ、
いろんな融資や給付を用意しているわけです。
せどりって、むしろ増益の業種に入るのでは？
一方で、私たち国内せどらーの場合。
少なくとも、せどりの実態を知っている身からすると
飲食店やイベント系、観光業などのような大打撃って受けづらいと思うんです。
むしろコロナ需要で増益？じゃないですか。
だから、せどり以外でコロナの影響をモロに受けてヤバい、、、
せどり以外で来月の支払いヤバい、、、とかでない限り、
融資は受けなくてもいいのではないでしょうか。
最終的には個人のモラル次第になりますが、税務署のこともありますし
国内せどらーにとっての「融資＝１００％良いこと」かどうかは、
冷静に判断した方がいいでしょう。
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