せどりって確定申告しないとバレる？

まず、一般的に当たり前のこととして、
サラリーマンではなく、せどりだけやっていて38万円以上の所得があった場合は、
確定申告をしないといけません。
ただ、このページをお読みのあなたは、そんなことはもうおわかりだと思います。
おそらくですが、ほんとに知りたいところは

38万円以上稼いだけども、それでも確定申告しないとバレちゃうの？

ってことではないでしょうか？

結論からいうと、バレる人もいればバレない人もいます。
それは、税務署次第と、あなたの運次第なのですが、
せどりというビジネス形態からいうと、バレるリスクはものすごく高い
と思ってください。

なぜ、せどりはバレやすいのか？

「せどりならバレなさそう。」「ネットだしウヤムヤにできそう。」
という気持ちはわからなくもないです。
特にせどりの場合は、店舗を構えているわけでもなく、
顔出しするわけでもないですから。でも、そこが実は大きな落とし穴なのです。

一般的に、確定申告でごまかしやすいのは「現金商売」と言われてます。
例えば、クレジットカードが使えない飲食店は、函館だとまだたくさんありまして、
そこでお金を支払うと、レシートさえなかったりするんです。
こんな状況だと、売上はいくらでもごまかしできそうですよね。
なので、税務署は出入りするお客さんの人数や顧客単価、
そのお店の取引先なども含めて、トータルで調べていく必要があります。

ここでもうピンときたと思いますが、
せどりの売上を現金で受け取る場面というのは皆無です。
アマゾンから売上を直接手渡しされる、なんてことはまずないですよね？

アマゾンから直接あなたの銀行口座に振り込まれる、その売上は
銀行口座情報に全部記録されているわけで、
税務署の方であなたの銀行口座を調べた段階でぜーんぶバレてしまう
というわけなんです。

また、ネット上の記録というのは、リアル店舗以上にたくさんの情報が
あちらこちらに残っているものです。
アマゾンしかり、ヤフオクやメルカリにしても、いつ、なにを、いくらで売ったのか
がぜ～んぶ記録されるため、むしろリアル店舗よりも全くごまかしがきかないのです。

バレた時のストレスは計り知れない

実は、私は2017年に税務調査を受けたことがあります。
しかも、いきなり自宅を突撃訪問されるという衝撃的なスタートでした。

とはいっても、ずっと確定申告をしてきていたので、
税務調査では、調査員から疑われているところや質問に対し、
とにかく全部、正直に答えていったわけですが、、、
まあ、もう、ほんとに、とんでもなくストレスフルな時間でしたよ^^;

一応、私が女性ということもあってか、税務調査員がは女性が担当してくれました。
若い女性の2人組でしたけど、そして二人ともとても可愛らしい女性だったんですが
でもでも、さすが税務署員。
追求ぶりは凄まじく、私はストレスで声が出なくなったりで、
「はあ～、税務署こわすぎる・・・」と身をもって体験しました。

結局、この税務調査による追徴額は、
家賃按分の一部を認めないということで、経費計上していた10万円分、
所得税にするとたったの5000円だったんですが、
もう2度と、こんな調査は受けたくないなと、心の底から思います。

ということは、です。
もし、確定申告をしていなかったら、私のような調査ですまないはずで。
確定申告していても、税務調査は超ストレスフルですからね。
確定申告してなくてバレた！となった日にはもう、目も当てられません。

なので、私は、なにも優等生ぶって「確定申告すべき！」といってるのではなく。
すでに税務調査の恐ろしさを身をもって体験したがゆえに、
確定申告してなくてバレた時の税務調査はきっと悶絶級に恐ろしいハズ・・・
と思っての、アドバイスです。

青色申告の10万円控除の方であれば、
エクセルさえあれば、経理などわからなくてもできてしまいます。
ほぼ白色申告と同じ考え方でいけますよ＾＾
というわけで、
せどりの所得（利益）が38万円越したら、必ず確定申告はしておきましょう。
※所得上限は変更する可能性があるので、その都度、年度ごとにしっかりチェックしてください。
最寄りの税務署に電話すれば親切に教えてもらえます。

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