Q4.せどりってメルカリのこと？

今はネットでの個人売買がかなり簡単になり、
特にメルカリの登場によって、ネットでの個人売買が爆発的に増えました。
なので、最近せどりに興味を持った方は「メルカリ＝せどり」という認識であることも多いです。

ですが、せどりというのは「メルカリで売るからせどり」ではなく、
メルカリで販売することもひっくるめて「安く仕入れて高く売る」という
ビジネスモデルそのもののことを指します。
下図にわかりやすく、せどりについてまとめてみました。

※せどりのもともとの意味はこちらの記事を参考にしてください。

図からもわかるように、安く仕入れて高く売るのであれば、
どこで仕入れようと、どこで売ろうと、差益を得るのはすべてせどり、
と捉えてください。

例えば、店舗のヤマダ電気で、定価１万円のドライヤーを８割引きの２０００円で仕入れ、
アマゾンで５０００円で売り、その差額３０００円を稼ぐ、というのがせどりです。
※実際は差額３０００円から手数料などの経費が差し引かれます。

また、ネットショップのロハコで１０００円のシャンプーを定価の８０％オフ２００円で仕入れ、
メルカリで９００円で販売し、差額の７００円を稼ぐ、というのでも同じくせどりです。

つまり、どこで仕入れようと、どこで売ろうと、
売る場所がネットを介したメルカリやアマゾン、ヤフオクなどの販路であれば、
それを一括りに「せどり」と解釈しています。

でも、なんだかんだでやっぱり人が多いメルカリでしょ？

メルカリの利用数はスマホ１台でやりとりできる手軽さもあいまって爆発的に増えました。
取扱商品数で言えば１０億個を超え、アプリのダウンロード数は７０００万超え、
月間利用者数は１０００万人と、伸びに伸びている市場です。

※画像はメルカリのプレスリリースよりお借りしています。

メルカリに馴染みのある人も多く、せどりをしようと思って即座に頭に浮かぶのが
メルカリである、というのも不思議ではありません。

ですが、私がお伝えするせどりは、販路は主にアマゾンで、サブ的な感じで
メルカリとヤフオクなどを使っていくやり方になります。

せどりでメルカリをオススメしない理由

その理由は、メルカリの規制強化と出品の手間です。
まず、メルカリの主旨はあくまでも個人間取引であって業者臭のする出品者は
アカウント削除されるリスクが非常に高いです。

メルカリが出始めた頃は、手数料もなく規制もゆるくやりたい放題でしたが、
利用者数が増えると同時にトラブルなどが増え、規制も厳しくなりました。
一時期は、メルカリのアカウントが売り買いされていて、
１人で何個もメルカリのアカウントを持つことができたのですが、
それも規制によって今は厳しく取締されています。

業者っぽい画像を使っていたり、同じような商品を大量に出品していたり、
とにかくメルカリ運営側に目をつけられたが最後、アカウント削除されて終わり、
という事態が頻発していた時期もありました。

また、メルカリはあくまでも個人間取引のため、大量の取引に適したシステムとは言い難く、
出品の手間が非常にかかってしまいます。
せどりの課題は、いかに手間を効率化するか、ですが、
メルカリの場合は、この出品の手間に加え、取引の手間、上位表示されるための手間がかかるので、
お小遣い稼ぎ程度ならいいですが、
毎月１０万円以上の利益をあげていこうと思うのでしたら、
大量出品に適しているアマゾンせどりの方をオススメします。

こちらの記事では、せどり＝メルカリ　ではなく、メルカリもひっくるめて、
ネット媒体でモノを売って差額を稼ぐことをせどりとして位置づけています。

メルカリやアマゾン、ヤフオクの具体的な違いについては、
こちらの記事に詳しく書いていますので、合わせてお読みください。

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