実はブックオフでせどりをしていた時期があります

 

このせどりブログを始めたころは、すでに新品せどりがメインでした。

ですから、記事の内容も新品を中心とした内容が多く、

 

中古だと中古家電の話題が多かったのですが、
実は、このブログを書く前で私がせどりを始めたばかりの頃、
一時期、ブックオフせどりをやっていたことがあります。

 

当時、せどりといえば「ブックオフ」一択という雰囲気がありまして、

大ブレイクしていたブックオフせどりの王道教材
「せどりの眼」を購入して毎日のようにブックオフに入り浸っていました。

 とあるせどり教材を買って中古CDせどりスタート

最初は中古本メインでやっていましたが、
数をこなしても１点あたりの利益が３００円とか４００円だったので、
とてもじゃないけど生活できる感じではなかったんです。

その後、「ステイブルせどり」という中古CDに特化した教材に出会い、
中古本より中古CDの方が１点あたりの利益額が高いという理由で中古CDにシフト。

 

狙い目であるアニメやゲーム音楽、テレビ番組のサントラなどは、
は種類が少なかったのでガラケーでも全頭検査ができ、
そこそこ利益を出すことができていました。
例えば、ポンキッキのCDはいまだに中古でも値崩れしていない優等生です。

直近でも新品が６０００円で売れた形跡があり、
発売年月が１９９３年にも関わらず、中古もコンスタントに売れています。

また、こちらの三味線のCDも９００円仕入れのものが
１２０００円ほどで売れ、相当ビックリした記憶があります。せどりの威力ってすごい！と心底驚いたものです。

 

 

ちゃんとノウハウに従っているとこういう成功事例で埋め尽くされて
着実に利益を重ねていけるのですが、
私がとったダメダメな行動のために、
結果的に中古CDせどりはトータルで赤字になってしまったのです。

 

絶対にやってはいけない、身勝手なアレンジ

それはなにかというと仕入れ基準を身勝手にアレンジしたことです。
どのカテゴリーにも当てはまるのですが、
ロングテールの商品、つまり売れるのに時間がかかる商品は、売れた時の利益額が大きい傾向にあります。

文字通りのレアな商品なので売れたら利益は大きいです。

 

仕入れができた時は「５００円が２００００円に化ける！」と興奮しまくっていました。

 

ですが、そんなにそんなにうまくいくほど甘くはありませんでした。
モノレートを見たら一目瞭然ですが、
売れた形跡は早い時で３ヶ月に１回。遅い時で半年に１回。

 

当たり前のことですが、売れるまですごい時間がかかるロングテール商品は、
資金凍結を招きます。

案の定、私も資金凍結を起こしました。

 

「ロングテール商品の場合は仕入額を５００円まで」

と決めていたのですが、そんな「売れない」商品を５０枚以上も抱えていたのです。

しかも当時FはBAが開始したばかりでよくわからなかったので、すべて自己発送でした。

 

CDは小ぶりなので場所をとらないといっても、さすがに５０枚以上もあると場所をとります。
しかもどれも売れてくれない「不良在庫」ばかり。

 

おバカな私は、こういう事態が３ヶ月ほど続き
仕入れ資金が途絶えたところで、ようやく気づいたんです。

 

これじゃダメだと。

で、不良在庫を少しでも仕入れ資金の足しにしようと
仕入れをしたブックオフに不良在庫を持って行き買い取りをお願いしましたら・・・
５００円で買ったCDが１枚たったの５円

という驚愕の買値だったんです（笑）

 

いやー、ブックオフ、さすが！それは儲かるよね、と。

これがあってからは、どれだけ利益額が大きくとも、
どれだけ利益率が大きくとも、回転が悪いものは仕入れない、

と心に決めて今にいたります。

 

というと、堅い決意のようですが、
新品せどりに移行してからも、こういうミスはちょいちょいやらかしてます。
ヤフオクで売れるんじゃないかとか、
セット販売で売れるんじゃないかとか、
いろんな思惑があって
モノレートもヤフオクの落札相場も無視しての
安易な仕入れをしてしまうんですよね。

 

それが当たる時もあればハズレる時もあり、
一概に「リサーチ時のロングテール商品は絶対ダメ！」

 

とまでは思っていないですが、でも資金がそれほどないうちは、
ロングテール商品はまずやめたほうが無難です。

 

もっと回転がよくて利益が出るものはたくさんあるので、
ヘタにロングテール商品に固執せず、

広く見渡して、トータルであなたが楽に稼げる商品を見ていくといいですよ。